こんにちは!夫婦仲改善のヒントをお伝えしています♡あんじゅママです。
今日は、私が実際に何度も相談を受けてきた事例を元に、借金をくり返す夫へのNG行動をお伝えします。「私やっちゃってるかも…」と思った方は、ぜひ見直してみてくださいね!
1. ギャンブル依存の夫に絶対にしてはいけないNG行動とは?
絶対にしてはいけない行動、それは…
\ 借金を肩代わりすること / です。
「夫は反省して、もうしないって約束したし、私が頑張って返済すれば何とかなる!」と信じて、頑張っていませんか?
厳しい言い方になりますが、この肩代わりの行為が、「借金をくり返す夫」をさらに強化してしまっているのです。
責任感が強く、頑張り屋さんの妻がついしてしまいがちですが、借金の肩代わりは絶対に避けるべきです。
2. 肩代わりがNGな理由とは?専門家が解説します
では、なぜ借金の肩代わりがいけないのか?
理由は簡単で、肩代わりしても根本的な解決にならないからです。
夫が借金をしても、肩代わりをしてもらうことで、夫自身が困難に直面しなくて済んでしまうのです。
人は、困った状況になって初めて「どうすればいいか?」と真剣に考え、変化しようとします。困らなければ人は変わりませんし、行動もしません。逆に、困難に直面することで、人は変化し、成長していくのです。
つまり、肩代わりすることは、夫が変化する機会を奪っているということです。
3. 【事例】元DV相談員が語る、実際の相談ケース
実際に私がDV相談の現場で聞いた事例を紹介します。
(本記事のDV事例は、個人が特定されないよう、複数の事例を組み合わせ、詳細を変更しています。)
A子さんの夫は独身時代からパチンコやスロットなどのギャンブルに依存し、多額の借金を抱えていました。その頃は両親が肩代わりしていたそうです。その額なんと1200万円!
借金のことを知らされずに結婚したA子さん。婚姻後もギャンブル癖は改善されず、ある日、金融機関から届く返済要求の通知に驚きます。当時、子どもが1人おり、家庭を守るために銀行から借り入れて肩代わりしました。
しかし、それでも夫の借金は続きました。
A子さんは義両親や親戚、弁護士にも相談し、返済計画を立てました。夫は出稼ぎに行き、返済しようと行動しましたが、出稼ぎ先でも借金をくり返し、状況は改善されません。A子さんの肩代わり生活は続きました。
少し状況が落ち着いたと思った矢先、また借金の取り立てが…。夫に裏切られる悲しみや怒り、そして子育てしながらの経済的不安で、A子さんの生活は非常に厳しいものでした。
そんなA子さんを見かねた義両親が、彼女に離婚を勧め、A子さんと3人の子どもは家を出ます。やっと借金から解放されたと思ったA子さんでしたが、さらなる苦難が待っていました。
ずっと借金の肩代わりをしていたA子さんがいなくなると、夫は焦りと不安からA子さんを探し、暴力をふるうようになったのです。こうしてDV相談へとつながり、支援が始まりました。
いかがですか?これはほんの一例です。
私は、借金を肩代わりし、問題が延々と続いて悩み苦しむ女性を数多く見てきました。同じように負のループを繰り返してほしくないと切に願っています。
4. まとめ
「ギャンブル依存で借金をくり返す夫を持つ妻が、絶対にしてはいけないNG行動!」それは、借金の肩代わりです。
夫を助けて、夫が変わってくれると思いたい気持ちはわかりますが、残念ながらギャンブル依存は病気なので、治療なしで治ることはありません。
そのため、「肩代わりしない」という選択肢を持つことが重要です。
「じゃあ、どうしたらいいの?」という方へは、次の記事でさらに詳しくお伝えしますね!