おかもとまりさんが発表した『夫婦関係を解消し、パートナーシップを結ぶ』という新しい関係の形。これを聞いて「パートナーシップってどういうこと?本当にうまくいくの?」と感じた方も多いのではないでしょうか。
夫婦関係が崩れたとき、ただ離婚するのではなく、新たな関係を築くことは可能なのでしょうか。元DV相談員として、多くの夫婦不仲のケースをサポートしてきた経験をもとに、お伝えします。
目次
1.「パートナーシップを結ぶ」とは?その真意に迫る!
おかもとまりさんはブログで、夫婦関係を解消し、パートナーシップとして互いを支え合う新たな関係を結ぶと発表しました。これは法的な枠組みにとらわれず、互いを尊重し、支え合う形を指します。
2.「夫婦関係」と「パートナーシップ」の違い
・夫婦関係: 法的に婚姻関係にある2人が、家族としての義務や権利を果たす関係。
・パートナーシップ: 法的な結婚の枠を超え、個人として互いを尊重し、サポートし合う関係。自由で平等な協力関係を重視します。
3. パートナーシップの目的と具体例
・尊重し合う関係の再構築: 法的な義務から解放され、人としてのつながりを大切にする。
・新たな協力関係の構築: 離婚後も子どもの育児や家族関係を協力して続ける。
・個人の成長を支援: 互いに自立しつつ、相手の夢や目標を支え合う。
4. 本当に可能なのか?元DV相談員が語るパートナーシップ論
結論として、離婚後にパートナーシップとして関係を築くことは可能です。夫婦関係の中で起こる不満は、結婚という制度に縛られることから生まれることも多いからです。例えば、「家事や育児の負担が偏る」という不満や、「母親/父親としての役割」を求めることで、お互いがストレスを感じることがあります。
離婚後、法的な義務から解放されると、個人としての関係性を築きやすくなります。つまり、「結婚制度」に縛られず、自由な協力関係が生まれるのです。
5. 告白!私自身も結婚よりパートナーシップを望んでいます
私自身も、夫とパートナーシップとしての関係のほうが、より良い関係を築けると思っています。夫を一人の人として尊敬し、愛していますが、「夫/父」としての役割を求めると、お互いの期待やプレッシャーが増えてしまいます。
現在は子どもがいるため家族5人での生活を続けていますが、将来的には婚姻関係を解消し、個人としての関係を築くことも選択肢にしています。その方が親密さが増すと感じています。実際、離婚後のほうが関係が良くなったというケースも多く、「結婚」という制度が原因で摩擦が生じることもあるのです。
6. まとめ
【パートナーシップに変わる離婚】は可能です。結婚制度にとらわれず、新しい関係性を模索することで、男女の関係性が改善されることは子どもにとっても有益です。結婚や男女のあり方が多様化する社会になれば良いと思います。おかもとまりさんが新しい関係性で幸せを築かれることを願っています。